本宮町大瀬〈6〉三体月の伝説

熊野地方一帯にみられる三体月の伝説について、前久保國一さんが書いておられたので「古里の記」から引用させてもらいました。前久保さんのお母さんが、平(たいら)という集落から三体月を見たそうです。平の集落も今はなく、植林が空を塞いでいます。かつては夜明けが早くて、見晴らしもよい所だったそうです。

里のみち 落人の里の物語 本宮町大瀬〈6〉

投稿日:2013年6月23日
カテゴリー:本宮町 大瀬
文:北浦雅子