熊野古道について

熊野古道の地図

画像:熊野本宮観光協会ホームページより引用

 熊野古道とは、熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)に詣でる人々が歩いた道の総称です。大別すると、紀伊半島西岸を経由する紀伊路・中辺路・大辺路(おおへち)、伊勢神宮を経て三重県から入る伊勢路、高野山から山中を抜ける小辺路(こへじ)の3経路。
 特に中辺路は「蟻の熊野詣で」とうたわれるほど盛んに利用されたメインルートで、2004年に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されました。道の世界遺産はスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路と熊野古道の2例しかなく、河川が参詣道として登録されたのは世界で唯一、熊野川のみです。

〈参考サイト〉
熊野本宮観光協会
なかへち観光協会
田辺市熊野ツーリズムビューロー
和歌山県世界遺産センター

 

投稿日:2013年4月1日
カテゴリー:みちとおと取材記
文:北浦雅子