NHKさまと熊野古道へ

ウェブサイトを作り始めてほぼ一年。まさか、あのNHKさまから声をかけてもらえるとは。
「一般ウケしないマニアックな取材をやっている」と思っていたのに、意外とそうでもなかったようだ。「みちとおと」の道は、けもの道のはずだったのに、うっかり国道に出てたのかも。

その日、キャスターの宮崎文子さんと、高原(たかはら)で待ち合わせ。熊野古道を歩いてから、集落のはしっこにある「光る庚申さん」へ。

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(「光る庚申さん」については、ひろのさんの記事でどうぞ)

「この庚申さんが夜に光るらしいんです」と説明しながら、ふと不安になる。

「いいんですか? こんなネタで」と聞くと「いいんです!!」とキラキラした目で宮崎さんが言い切ってくれたので心強い。私やひろのさんと似たようなご趣味かも。

続いて鈴木トシ子さん、大江幸さんの“ご詠歌ペア”に再会。絶景の山並みを背景にご詠歌を歌ってもらった。
チーン。(←鉦の音)
「オンカーカーカビサンマエイソワカー♪」

……テレビであんまり観たことないシーン。
やはりマニアックだと思うのだが、勘違いか。

ご詠歌を聴いたことがない方は以下でどうぞ。鈴木さんと大江さんが以前に歌ってくれたものです。

下の写真は収録を終えてほっとしている鈴木さん(左)と大江さん(中央)、そしてキャスターの宮崎さん(右)。

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最後にお訪ねしたのは本宮町の語り部、安井理夫さん。熊野に伝わる伝説「小栗判官(おぐりはんがん)」について私がインタビューするところを、ずっと撮影してくださった。安井先生はテレビ慣れしておられるのだけれど、私は初めてのことゆえ焦る。

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※  番組は「ぐるっと関西おひるまえ」で関西地域に放映されました。またNHKラジオ第1でも、5月10日(土)の13時台に放送してくださるそうです。こちらは全国で聴いていただけます。

投稿日:2014年5月8日
カテゴリー:みちとおと取材記
文:北浦雅子