タグ別アーカイブ: 馬頭観音

本宮町大瀬〈6〉三体月の伝説

熊野地方一帯にみられる三体月の伝説について、前久保國一さんが書いておられたので「古里の記」から引用させてもらいました。前久保さんのお母さんが、平(たいら)という集落から三体月を見たそうです。平の集落も今はなく、植林が空を塞いでいます。かつては夜明けが早くて、見晴らしもよい所だったそうです。

里のみち 落人の里の物語 本宮町大瀬〈6〉

本宮町大瀬〈5〉読者からの言葉

大瀬の記事をブログにアップして数日後、前久保さんのご親戚にあたる方がメッセージを入れてくださいました。「あれは幻だったのか」という想いを、私たちは想像します。この数十年のうちに山村は大きく変貌したようです。熊野だけではなくて、おそらく日本中。大瀬に一緒に行ったひろのさんが、イラストを描いてくれました。

里のみち 落人の里の物語 本宮町大瀬〈5〉

本宮町大瀬〈4〉古老との出会い

大瀬の公民館で、地元の女性たちと、大瀬出身の男性たちにお会いして話を伺うことができました。男性たちは、前久保國一さんの甥にあたる方々です。私たちがびっくりするような意外な話がたくさん。帰宅後、録音してきた会話をテープ起こししていたら「へぇ〜」と間抜けな相づちを連発する自分の声が耳障りでした。

里のみち 落人の里の物語 本宮町大瀬〈4〉