本州最南端・串本町で魚を食す
前回の記事「古座川の河内祭り」に書けなかったのだが、取材の際に串本町でおいしい魚を食べたので紹介します。(串本エリアには魅力的なお店が多い)
ランチに立ち寄ったのは、国道42号線沿いにのれんを掲げる「松すし」さんだ。少し前、串本町出身の若いお友達に連れてきてもらって大変感激したので再訪。今回の旅に同行してくれた竹内先生(みちとおとのサポーター)にも味わってもらいたかったし、ちょっとおめでたいことがあったので御祝いをかねて。
付き出しは飛魚の卵(左)と金目鯛の卵(右)。
飛魚(トビウオ)は串本町のシンボルで、愛称は”トッピー”らしい。
和歌山県では串本漁港でのみ水揚げされる魚で、河内祭りの神饌(神様にお供えする食べ物)にも、古くからトビウオが用いられると聞く。
こちらは天然の地魚を使ったお寿司。(松すしさんは養殖の魚を使いません)
気さくな大将にいろいろと話を聞きながら、宝物みたいなお寿司をひとつずつ口に運ぶ。ノンアルコールビールでも至福のひと時。ここのお寿司、やっぱり最高です。
「松すし」さんのfacebookページはこちら。
夜は串本温泉サンゴの湯の近くにある「居酒屋よしくに」さんの扉を開けた。
鹿肉のすじ煮込み、ミンク鯨とイカのお刺身など熊野地方ならではの味に舌鼓。下の写真はマグロカツのタルタルソースで、サクサク&アッサリ。
新鮮でピカピカな赤イカも。
カウンターで飲んでいたのは大阪から来た(←いかにも!)という釣り師たちだ。
翌朝は早くから海へ出るそうなのに、かなりな深酒である。「写真アップしてもええで」とポーズをとってくれたので、お言葉に甘えさせてもらおう。
もう会うこともないのだろうが、袖すり合うも酒場の縁です。
「居酒屋よしくに」さんは、まだリンクできるページがないので残念なのだが、連絡先は以下です。温泉帰りにぜひ。
【居酒屋よしくに】
串本町くじの川1160-3 (電話 090-3277-4492)日曜定休