熊野びと② 宮本有市さん
奇岩が並ぶ渓谷を抜けると秋津川の里。お話を聞かせてくださったのは、76歳の炭焼きさんです。言葉少なに話される時のしぶい声が、いかにも職人らしくかっこよくてグッときました。愛想笑いなどしなくても、お人柄の温かさはにじみ出ています。
奥さんと二人三脚で歩んで来られた炭焼き人生。「けんかばっかりや」とおっしゃっていましたが、一度、宮本さんのご自宅に電話をさせてもらった時、お二人のやりとりを聞いていて「仲良しだなぁ」と思ったことでした。
奇岩が並ぶ渓谷を抜けると秋津川の里。お話を聞かせてくださったのは、76歳の炭焼きさんです。言葉少なに話される時のしぶい声が、いかにも職人らしくかっこよくてグッときました。愛想笑いなどしなくても、お人柄の温かさはにじみ出ています。
奥さんと二人三脚で歩んで来られた炭焼き人生。「けんかばっかりや」とおっしゃっていましたが、一度、宮本さんのご自宅に電話をさせてもらった時、お二人のやりとりを聞いていて「仲良しだなぁ」と思ったことでした。